建築計画学の視点から人間生活と空間の対応関係に注目し、地域の住まい・まちづくりや施設計画等に関する研究に取り組み、よりよい計画のあり方を探究しています。
フィールドでは,密集住宅地や斜面住宅地での住環境整備事業や住民まちづくり活動に継続的に参画し,住民組織や行政部署との協働関係のもとで研究を行っています。
近年は、特に斜面住宅地を対象として、人口減少に伴う住宅地の空洞化と住環境悪化の実態解明と、町内会やまちづくり協議会などの地域主体による住環境の自主管理活動を基礎とするまちづくり手法の構築に重点を置いています。実践面では、住民組織と協働して調査・改善活動を行い、成果を共有することで、まちづくり活動の深化を図ることに力を注いでいます。